ユキトラのへや
今年は良い１年になりますように。
今年は良い１年になりますように。
夏の甲子園大会で三十七年ぶりに決勝再試合を行った駒大苫小牧−早実戦の引き分け試合の最後の一球が、駒苫が宿舎として利用した大阪府池田市の「ホテルくれべ空港」に記念のユニホームとともに贈られた。球児たちの二十一日間の戦いをホテル従業員らは家族のように支援。三年連続の快進撃の裏側には太く結ばれた信頼関係があった。（編集委員 黒田伸）
帰道を前にした二十二日昼。ホテル正面に掲げられた校旗を本間篤史主将が降ろし、本間主将から同ホテルの暮部満昭社長（３４）に一個のボールと選手全員が寄せ書きしたユニホームが贈られた。
ボールを見た暮部社長は「本当にええの？」。三時間三十七分、早実と１−１で引き分けた壮絶な試合の最後の球だった。田中将大投手が早実・後藤貴司選手に投げた百六十五球目。遊撃手の三木悠也選手が、自ら捕球した球を大切に持っていた。両チーム合わせて三百八十八球目の歴史的一球−。
ボールには本間主将が「対早稲田実業 再試合前 １−１」とマジックで書き、日付を入れた。「両方優勝でいいと思った。ホテルを訪れる人にずっと自慢したい」。暮部社長はレストラン入り口の陳列ケースに置く準備を進めている。
同ホテルと香田誉士史監督は不思議な縁で結ばれている。香田監督が駒大時代の一九九四年夏、出身校の佐賀商の臨時コーチとして甲子園に出場したときの宿舎が当時、大阪・梅田にあった「ホテルくれべ」。佐賀商は、決勝で最終回に四点を挙げ逆転、初優勝した。
その後「くれべ」は大阪・伊丹空港前に移転。阪神大震災後、高野連の紹介で道内のチームの宿泊先は、春夏とも「くれべ」となった。香田監督にとっては縁起のいい宿で、同じ年齢の暮部社長とは、それから友人付き合いを続けている。
ホテルの従業員が駒苫選手を見る目は、家族のように温かい。田中投手の変調に最初に気付いたのは料理部の賀本康文課長（４３）だった。初戦の南陽工戦の三日ほど前、食事の時に「トイレに立つ回数が多い」と不審に思い、顔色も悪かったことから香田監督に相談。その後、田中投手には「おかゆ」が用意された。田中投手は、そのころ数キロ離れた兵庫県伊丹市の自宅の父博さん（４５）の携帯電話に「腹が痛い。いつもの薬を用意して」とメールを送っていた。
賀本さんは「選手を毎日見ていると体調がすぐわかる」。食べる時間や量、はしをのばすおかずの順番まで記憶し、変化があると「どこか調子悪いの」と声をかけた。
準決勝、決勝の朝は、三年前から続く出陣の儀式で雄たけびを上げた。暮部社長を選手全員で囲み、「勝つぞー」と人さし指を突き上げた。
再試合が決まった二十日。約二十人のホテル従業員は「ご苦労さま」と声をかけ、戻って来た選手にバラの花一輪ずつを贈った。予想外の結果に、ホテルは次の日の食事の用意に追われた。
その夜。駐車場では選手が、先輩後輩の別なく自らユニホームを自動洗濯機に入れ洗濯した。午後十一時近くまでバットを振る選手もいた。
贈られたユニホームには「お世話になりました」という選手たちの文字が並ぶ。屋上にバッティングケージまで作った暮部社長の父・光伺会長（６４）は「強かった。史上最強の準優勝校や」と、目頭を押さえながら激戦を振り返った。
＜北海道新聞：８月２６日付より＞
すごい信頼関係ですね��(￣□￣)！
これはウレシイだろうなぁ・・・
先日は道庁前で１０，０００人を集めて、準優勝報告会を開くし、
まだまだ続きそうだな、駒大苫小牧ネタ(￣ー￣)
きょう新チームで練習試合もしたみたいだし��(￣□￣)！
来年も最終日まで残ることを目指して、練習するんだろうな(￣ー￣)
がんばれ駒大苫小牧ヽ( ｀∀´)ﾉ
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