今年は良い1年になりますように。
以下は、原発の現場で働いておられる方の手記です。その思いが一人でも多くの人に伝わりますように。【転載、引用強力希望】です。
あたしは1Fにいた。
電力社員の人たちを見ていた
早く逃げたい
家族に会いたい
衝動を押し殺してみんな作業に当たっていた
厚生班
医療班
情報班
総務班
消防班
など、各班を作ってみんなやるべきことを全うしてたよ。
現場から計測器を持ち出して逃げたため、一晩中事務本館周辺には警報音が鳴り響いていた
普通さ、いくら東京電力社員だろうと
あんな大地震がおきて
放射能レベルが上昇してしまったら
あたしなら仕事なんて投げ出してしまう
家族を探しに行ってしまうよ。
電力社員はしっかりあたしたちを守ってくれようとしました。
何を言っても言い訳にしか聞こえないけど、
原子力発電所は災害対策はしっかりやっていました。
つい先日、事務本館にて避難訓練を行ったばかりでした
1号機は若干老朽化していました。
なぜ老朽化がわかっていながら、その対策に乗らなかったのか。理由はたくさんあります。
どんなにKY活動を行っていても、天災は様々な種類を持っています。
地震だけでもね
地域住民の怒りの声と言うけど、電力社員の方には本当に感謝しています。
発電所のおかげで日々の安定した生活を送れた。
発電所のおかげで田舎にも仕事がたくさん増えた。
あたしたちを救ってくれた。
お願いします。
彼らを責めないでください。
いろんな意見があるけど、あたしは彼らをずっと見ていました。
みんな必死で、みんな全力でした。
どうか彼らを責めないでください。
そして彼らを救ってください。
追記
皆さん本当にありがとうございます。
少しでも、一人でも多くの方に彼らの事を伝えたい。
電力社員だけでなく、協力企業の方も我が身を削って福島を、日本を守ろうとしてくれています。
彼らの努力を「人災」なんて言葉で片付けないでください。
記者会見を行っている幹部の責任でもありません。
どうか、責任自殺なんてしないでください。
福島第一の吉田所長はとても素晴らしい方でした。
こまめに各グループを回り、社員としっかり会話をし、
決していばるような方ではありません。
今この時も
あなたが眠っているあの時も
彼らは目に見えない敵と戦っています。
でもその敵は、皆さんの生活を救ってきたモノでもあることをどうか忘れないで下さい。
今後復旧するのに、
地域住民から原子力発電所の立地は大反対になるでしょう。
あたしは賛成します。
今までずっと助けてくれたから。
皆さん、引き続き広めてください。
URLを貼っても構いません。
お願いします。
東京レコードマネジメント株式会社
福島第一原子力図書管理グループ
柴 遥香
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