今年は良い1年になりますように。
日時:12月13日(土)〜2009年3月22日(日)
英国の伝統的な陶器スリップ・ウェアーの技法を受け継ぎ、生活に息づく陶器を作りつづける作家クライヴ・ボウエンの展覧会。
スリップ・ウェアーという、クリーム状の化粧土(スリップ)で器体を装飾してガレナ釉と呼ばれる鉛釉を掛けて低下度で焼成した17世紀初頭に英国で作られ始めた焼き物。17世紀半ば以降、トーマス・トフトやラルフ・シンプソンといった陶工が生まれ、18世紀から19世紀にかけイングランド中部のスタフォードシャーやダービシャーを中心に、日常の生活に使うパイ皿などが多く作られた。その後、産業革命によりボーンチャイナなどの新しい焼き物が大量に生産されたことを反映し、20世紀にはスリップ・ウェアーは作られなくなった。
1920年に英国のセント・アイブスに渡り陶芸をはじめたバーナード・リーチと濱田庄司により、歴史に埋もれかけていたスリップ・ウェアーが再現され、失われかけたスリップ・ウェアーの伝統を受け継ぐ、クライブ・ボウエンの作品を紹介する展覧会。
出品数:約50点
入館料:大人600円(550円)、小中学生300円(250円) ()内は20名以上の団体料金、65才以上300円
開館時間:11月〜2月 9:30〜16:00 (入館は15:30まで)
3月〜10月 9:30〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始:12月25日(木)〜2009年1月1日(木)
会場:益子陶芸美術館(栃木県)Tel:0285-72-7555
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